2022年 01月 23日
春は近くに
今年の寒さは

しんしんと冷えて
身に応える…。
毎日、こんなことを想っていた。
今日は
風が殆ど吹いていなかった。
手袋をしなくても平気だと
少しくらいそう思えた。
図書館に行っていたら
結構時間が経ってしまい
少々急ぎ足で歩いていた。
その時に、
視界の端に微かに見えた
樹木のつぼみ。
引き返してみると
膨らみ始めたばかりのような
桜のつぼみだった。
カメラを置いて来たことを
悔やんだ。
このまま何もせずに帰るのも
しゃくな気がして、
古びたスマホをかざしてみる。
寒さの底で目を覚ました
桜のつぼみは、
敏感に
寒中の日差しの温もりを
感じ取っている。
この混沌とした日々に
ぽっと
明りを灯そうとしているようだった。
明日が来るのが待ち遠しい。
忘れかけていた感覚が
奥底から
湧いてくる。
列車が
その横を駆け抜けてゆく。
今年は
「お花見に出かけたいな」
そう思いながら
家路を急いだ。

*撮影:2022/1/23 東北本線 仙台駅付近
櫻の蕾の背後に 列車の疾駆
命の育まれる中 時がよぎる
互いに干渉せず 同時代の生
明日も走る中で 開花を待つ
命の育まれる中 時がよぎる
互いに干渉せず 同時代の生
明日も走る中で 開花を待つ
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by aiotsunaide
| 2022-01-23 23:57
| 橋
|
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