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松島 瑞巌寺

JR仙石線 松島海岸駅で降りて
東方向に”国宝・瑞巌寺”があります。



松島 瑞巌寺_e0416525_08290442.jpg



本殿側から総門(参道の入り口)方向に目を向けると
門越しに海が広がっている様子が見えました。
陽ざしが波に反射して煌びやかに輝く様は、
訪れた方々の賑わいを象徴しているかのようです。
一方で、
海岸線から僅か数十メートル程陸地側にある
総門を潜り、寺院の敷地内に入ってみると
賑わいが一変して静寂となり
全く別物の、もう一つの松島に
滑り込んでしまったかのような
錯覚さえ感じます。
野鳥のさえずりが響き広がり、
「波の音が聞こえる」と思えば
それは、
天にも届きそうな大杉の並木が
風に煽られて
揺らぎ重なり合う葉音でした。


この寺院が建立されたのは
9世紀の頃。
総門を超えると
瞬間にして
古の空間へと
導かれてゆくようで、
多様な松島の美しさの一片を
垣間見たようでした。



*瑞巌寺*
 比叡山延暦寺第3第座主・慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺が前身で、
 正式には「松島青龍山瑞巌延福禅寺」。
 臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院であると言われています。
 平泉を拠点とした奥州藤原氏、その後に伊達政宗公がこの寺院を保護してきました。
 そして今も尚、桃山美術を継承し続けていることで国宝に指定されています。


Commented by algosj at 2022-05-11 11:30
海が望めるこの構図、
何度も通ってるのに、
初めて気付きました。

山門からのこの路に、
灯明が並んだりして、
庭のライティングが
施されることも一頃
ありましたが、この
冬はどうだったのか…

静謐な修行の場所も、
観光とコロナの波を
被る中、山門の彼方、
陽射しに煌めく波に
清々しさを覚えます。

Commented by aiotsunaide at 2022-05-12 00:28
> algosjさん
コメントを頂きましてありがとうございます。
昨冬期の庭のライティングはコロナ禍で中止でした。
観光地としての今の松島は、少し
トーンダウンしているのかもしれません。

一方で、コロナ禍でさほど混雑していないため
本来の松島の姿が鮮明であるようにも感じられます。
潮騒の香、境内の静寂、風の音、古代美術、
鎮魂、平和への祈り等々。

いつもと同じように列車に乗って訪れた名勝も
時が変われば印象も変わり、
真に、陽射しに煌めく波が清々しく
そして眩しく思えました。
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by aiotsunaide | 2022-05-10 23:57 | | Comments(2)

藍と共に観る路線風景


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