2022年 10月 31日
たそがれて
寄り道して
美しくくも
哀愁を帯びた空を
見上げていた。
その空模様は
周囲の情景を
巻き込みながら
刻々と変化する。
カラスが仲間と合流しながら
家路を急ぐ。
飛行機が夕日に照らされて
何機も過ぎ去っていく。
鉄橋を渡る在来線の
ゴーという音が
一面に響き渡る。
北から到着した新幹線が
ビルの間に吸い込まれるように
スローダウンしてゆく…。
秋の日はつるべ落とし
カラカラと急降下する釣瓶のように
あっという間に暮れかかり
様変わりしてゆく。
「つるべおとし」という
妖怪もいるそうだ。
木の上から落ちてきて
人を襲うのだという。
昼から夜の変わり目は
魔物に遭遇する時間だとも
聴いたことがある。
黄昏て
変わりゆく景色を
いつまでも眺めていたいけれど
そろそろ
帰ろうかな。

撮影:2022/10/31 JR仙台駅付近
by aiotsunaide
| 2022-10-31 23:57
| 橋
|
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