2022年 11月 23日
ボーダーライン
絶対とか不偏なんて
やはり
ないのかもしれない。
何ということはない、
在来線が2路線
貨物線、新幹線、
これら全てが一気に見渡せる場所に
立ち入りが出来なくなってしまった、
それだけのことだ。
新幹線のフォルムの美しさ
貨物列車の力強い走行音
在来線の行先表示の灯り
時に徐行し、時に警笛も鳴らす…。
ジオラマのようでリアルな世界が
目の前から消える。
生きた鉄道の姿に
向き合う場所が
またひとつ
なくなる。
ずっと見ていたい景色だった。
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先日の休日のこと、
JR仙山線の
熊ヶ根駅を過ぎたあたりから
景色が一変して驚いた。
3週間程前までは
錦絵のようだった景色が、
ススキとか下草が枯れて
一面をレンガ色一色に覆っている。
更に、
落葉で浮かび上がった線路上には
車輛の姿が現れる。
この景色も
絶対でもなく
不偏ではないのかもしれず、
また、自分自身も
絶対など在りえず、
増して不偏でもない。
ずっと見ていたい景色を
リアルに追えなくなる
ボーダーライン。
そんな境界線は
そこかしこにある。

撮影;2022/11/21
JR仙山線 熊ヶ根駅-作並駅間
by aiotsunaide
| 2022-11-23 23:57
| 橋
|
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