2024年 03月 12日
黙祷と列車
東日本大震災が起こった3月11日は
献花場に行くことが殆どでしたが
昨日は残念ながら
所用で行けませんでした。
午後、
愛子駅近くのスーパーマーケットに行くと
ちょうど発災時刻に近かったようで
「14:46になったら30秒間の黙祷を行うので
了承してほしい」というアナウンスが
静かに店内に流れました。
なるほど、そうなのかと思い、
一緒にいた母の腕をトントンと触れて
耳元で黙祷のことを告げました。
そうこうしている内に
発災の時刻となり、
今度は、
黙祷の合図を知らせるアナウンスが
店内に流れました
お客さんは買い物の手を止めて、
バックヤードで仕事をしていたスタッフさんは
エプロン姿で店内に移動して、
多くの人々が黙祷に参加していました。
スーパーマーケットの店内は
ほぼ無音のように静かでした。
やがて、30秒経った頃になると
終わりを告げるアナウンスが流れて
再びザワザワと
いつもの店内に戻ってゆきました…。
偶然に居合わせた店の中で
それぞれに災害を想い
共に祈りを紡いだ30秒後には
てんでんこに散らばってゆく…
まるで、駅に着いた列車から
乗客がどんどん降りてきて
改札を出ると
雲散霧消のように去ってゆく様と
似ているかのようです。
偶然乗り合わせた列車の乗車時間は
僅か30秒。
3月11日にしか走らない
特別な列車に乗り合わせたようでした。

撮影∶2024/3/11
JR仙山線 愛子駅
3月11日の14時46分初の列車、
一年に一回この時間に停車する。
皆が無言で立ち尽くしていると
やがて列車は彼方に消えてゆき、
人々もまた雑踏の中に埋没する。
一年に一回この時間に停車する。
皆が無言で立ち尽くしていると
やがて列車は彼方に消えてゆき、
人々もまた雑踏の中に埋没する。
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> algosjさん
コメントをありがとうございます。
近年は災害が頻発するようになり、
311の経験がその先に活かされて
共助が広がっているように感じます。
雑踏の中のひとりではありますが
乗り合わせた列車の乗客として
共に前に進んでゆきたいと思います。
コメントをありがとうございます。
近年は災害が頻発するようになり、
311の経験がその先に活かされて
共助が広がっているように感じます。
雑踏の中のひとりではありますが
乗り合わせた列車の乗客として
共に前に進んでゆきたいと思います。
by aiotsunaide
| 2024-03-12 23:57
| 車両
|
Comments(2)

