2024年 08月 12日
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6月に陸羽東線で中山平温泉駅まで行った時のこと
途中の駅から高校生らしき男性がひとり乗車してきた。
陸羽東線も無人の駅が増えて
有人駅は4駅のみになってしまった。
その男性は、その4駅以外の駅から
つまりは無人の駅から乗ってきた。
彼は、陸上競技の試合に向かうような雰囲気だった。
服装と、空席があるにも拘わらず
座らなかったのでよく覚えている。
「きっと新庄あたりに行くのかな…」
そんな風に思えた。
7月
大雨の影響で線路脇の土砂が崩れて
陸羽東線で新庄駅まで行くことが
出来なくなってしまった。
『当面の間』ということだ。
彼が参加した大会が6月で良かったと
この時、思った。
8月
異例な進路を取った台風の影響で
計画運休が進み、連休で盆休前にも拘わらず
間引き運転となった車内はガランとしていた。
コロナ禍以降、中吊り広告も減っていた中で
奇抜な色調の広告が目に入ってきた。
そこには
『サスティナブルな幸せを全国9922のエキから』
と記してあった。
先日見かけた彼が利用していた駅も
9922エキの内の1エキだ。
そこから始まる暮らし、楽しみ、希望…。
相次ぐ災害で足を止められる度に
私たちと自然はどこでボタンを掛け違えてしまったのかな
と思ってしまう。
そしてまた、小さな駅にも必ずある
出会いや文化が
災害をきっかけにして埋もれてしまわないかと
心配になる。
撮影:2024/8/12 JRあおば通駅
JAFRA(公益社団法人日本鉄道広告協会/エキから)
by aiotsunaide
| 2024-08-12 23:57
| 駅
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