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時を紡ぐ

きっかけは1通のSNSでした。
ケヤキの木の街路樹が
イルミネーションで彩られた頃
「(静態保存の)SLが
灯りで飾られていて
キレイだし、カワイイ!」と
写真が添えられた
メッセージが届きました。

広瀬川を見下ろせる公園の一角に
随分前からSLがあったことは
知っていました。
古ぼけてしまったSLが、それ程までに⁈

多くの人出で混雑する中
仕事帰りに通ってみると
温かみのある色彩のLED球に包まれた
SL(C601)の姿がありました。
LEDの明かりに灯されて
かつての勢いを吹き返したような
生き生きとした姿に見えました。

公園のSLのことなんて
特段気に掛けたことなど
ありませんでしたが
あの姿がどうしても気になって
改めて訪れてみました。

電球も外されて
日常に戻った今朝は、
冷えた空気の中でSLは
静かに停止していました。
彩り豊かな灯りは無くとも
そこにあったのは
往年の勇ましい走りを
今に語り継ぐ存在感でした。

あの時代があったから
今がある。
そう思える空間でした。
そして、運転席の先には
真っすぐに伸びる定禅寺通。
その道の先に
間もなくやってくる新しい年が
真っすぐと伸びているような
そんな年の瀬の光景を見ていました。


時を紡ぐ_e0416525_22223672.jpg
撮影:2024/12/29
仙台市西公園

*****
本年も多くのみなさまに
ご覧頂きまして
本当にありがとうございました。
新しい年がみなさまにとって
より良き1年となりますように
心から願っております。



Commented by ALGOS at 2025-03-31 09:09
昔から此処に停車しているSL
実は定禅寺通りに向いていた
ずっと停まっている様でいて
目指す筋道があったのですね
Commented by aiotsunaide at 2025-04-01 07:01
> ALGOSさん
コメントをありがとうございます。
『ずっと停まっている様でいて』…
実にそうで、SLの各所一つ一つから
姿や形は変わっても
今に引継がれてきていることを感じました。
運転席の中に入れることを初めて知って
腰かけてみると、当時の石炭を燃やした
熱とか運転士らの掛け声とか汽笛の音等
あらゆるものが蘇ってくるような感覚に
陥りました。
仙台のシンボリックな路であろう定禅寺通に
真正面に向かっていることが、より
時を紡ぎ重ね続け、そしてこれからも
そうし続けていくのだと思えました。
また、保存会のみなさまの丁寧さや熱意も
感じることができました。

この場所は、市街地の中とは思えない程
静かで自然の豊かさも感じられる場所かと
思われますので、散歩道にいかがでしょうか…。
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by aiotsunaide | 2024-12-29 23:57 | 車両 | Comments(2)

藍と共に観る路線風景


by aiotsunaide
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